春日学園

園長のつぶやき

2016年07月の投稿

無題-2

2016.7.27

昨日の続きなんですが、福祉の業界は人手不足だと言われます。確かにそうなんだろうと思います。ただ、この仕事をしたいと思う人が減ったかというとそんなことはないんじゃないかと。およそ30年前、僕がうちの法人に入った頃、職員は200人足らずでした。今、総勢700人に達します。同じ地域で活動しているわけですから、労働人口が増えたわけでもなく寧ろ減少している地方にあって、30年で3.5倍になったのです。分子が減ったのではなく、分母が大きくなったわけで、分子は増えているのだと(言いたい)。この業界に希望を持つ若者は多くいると(思いたい)。現実、当園の職員にアンケートを取ってみると、異動希望とともに退職希望も0人。「悩むことも多いですが、楽しくやりがいを持って業務にあたっています。」といったメッセージをくれる職員もいることをこの機会に発信したい。

無題

2016.7.26

神奈川の福祉施設での凄惨な事件が今朝飛び込んできました。このことに私たちは困惑し、憤り、とても信じがたい出来事に、21世紀の日本で起こったことなんだろうかと現実をなかなか受け入れられないでいます。過重労働によるストレスも背景に・・・というような指摘もニュースで見ました。ただ、他の業種からコンバートした者から言わせて頂ければ、必ずしも福祉の仕事が他の仕事に比べ必ずしも過重だとは言えないんじゃないかと思っています。銀行、公務員、個人商店、それぞれがそれぞれの立場で懸命に頑張っているのだと。ただ、今回の事件を受け、我々の課題も見つかったことも事実で、ご利用者の保護、施設を守ることについて今一度考えてみたいと思っています。この事件で亡くなられた方達のご冥福と、傷を負われた方達のご回復を心からお祈り申し上げます。また、津久井やまゆり園のスタッフの皆様、本当に大変だと思います。同じ仕事に携わる者として心からお見舞い申し上げます。

今日から

2016.7.21

気温が30度を超え、ラジオ体操が始まること、それが夏休み。プール、水遊び、スイカ割り、それが夏休み。出来てない宿題、クーラーの効いた部屋、アイスクリームの入った冷蔵庫、それが夏休み。夏休みっていったいなんだろう、その答えは人それぞれに違うだろう、でもこれだけは言えるだろう、子どもたちは今日から夏休み。始まりましたHappy Summer.

好きだった夏に

2016.7.19

補習授業の帰り、篠山口の駅前のベンチでバスが来るのを見ていた(待っていた訳ではありません)高校の夏休み。夏になると思い出すこの光景。何故、篠山口?学校の駅は三田なのに。友達もいたけど、その時は一人だったと。夏のまぶしい日差しだけを覚えています。「夏」がとても好きでした。

今日、スタッフの娘さんが17歳の誕生日を迎えたと聞きました。バスケットでガンバっていて、去年の夏には、夏休みの宿題とかで、うちに取材に来てくれました。歳を数えて18度目の夏、人生には輝く季節があります。きっと彼女もその入り口に立っているのでしょう。うちにも3人の17歳がいます。彼らの青春も「夏」を迎えます。まぶしい日差しのなか、彼女と同じ輝く季節を迎えます。Happy Birthday to Basketball Girl.

ネクタイをしたスイカと軽トラに載ったトウモロコシ

2016.7.17

立派なスイカを頂きました。保護者の方からです。たくさんのトウモロコシを頂きました。地域の生産者の方からです(ここ春日はトウモロコシ(スイートコーンなんて言います)の産地ですから)。スイカはスーパーで買うと高いんだろうなって思うくらいの大玉で、お化粧ばっちりのどこを切っても100点の甘さ。トウモロコシは少し土も付いた、今朝まで畑に居たよって言ってるみたいな実がびっしり詰まった新鮮なもので、生でいけたりします。今の時代、どちらも、買えないわけではないんです。でも、スイカにしろトウモロコシにしろ、他人に食べさせてやろうっていう気持ちがないと届かないんです。重いスイカを車に載せて、遠くから届けて頂いたAさん、畑から軽トラで届けて頂いた地域のIさん。本当にありがとうございました。特に、トウモロコシのIさんには、コンテナを返す時にちゃんとお礼が言えなくて、申し訳なく思っています。思いがけなく届いた夏の贈り物に感謝です。

復活の日

2016.7.14

今日、休んでいた職員さんが復職してくれました。少し体調を崩していたんですが、元気に出勤してくれました。無理せず少しずつ戻していってください。She Come back to 春gaku.

選挙

2016.7.13

7月10日は参議院選挙の日。この選挙から18歳以上20歳未満の若者が参加することが出来るようになりましたね。うちにも居ますよ投票できるようになった子が二人(20歳を超えてる子を入れると3人なんですが)。一人は期日前投票に行ったんですが・・・投票するところ(書くところです)を壊しそうになったとかで、「無理ですね」ってことに。もう一人は、「行けって言わなかったから行かなかったよ。」「行けって言ったらいったの?」って聞いたら、「行かなかったよ。」って、期待通りのお返事でした。君たちが投票に行かなかったことはともかく、君たちが生きる未来が少しでも明るいものになるように、大人の僕たちは投票に行きましたヨ。

 

五色の短冊

2016.7.6

青は木、赤は火、黄は土、白は金、黒は水を表し、この世のすべてのものの根源。明日は七夕。うちも近所で切ってきた笹に短冊や飾りを吊るし、星に願い事をします。皆の願いが天に届くといいですね。

Stand By Me

2016.7.2

今日、3人の子ども達が三田へ映画を見に行きました。篠山口駅から快速電車で三田まで行き、そこからはバスに乗ります。見たい映画は「植物図鑑」主演は高畑充希と三代目の岩ちゃんだそうです。どちらも全く知りませんが。映画館まで送ろうかと言ったら、一番年上のMちゃんが篠山から電車で行くと。他の2人は送ってほしそうでしたが(しかたなく)姉御に追従します。このMちゃん、実は昨年まで電車が苦手でどこにいくのもクルマという御嬢さん。一度の成功体験が彼女を変えました。「電車なんて乗るの簡単ジャン」となりました。子ども達だけで出かけさせるのは本当は心配なのです。事故にあうんじゃないかとか、迷子になるんじゃないかとか、切りがありません。「かわいい子には旅を」ですかね。「あ~しんどかった」って、帰ってくるのを待つことにします。この夏最初のStand By Me・・・

このページの先頭へ

Copyright © 2016-2024 kasugagakuen. All Rights Reserved.