春日学園

園長のつぶやき

カテゴリ:スタッフのこと

高等部卒業式

2019.3.8

3月1日の話です。支援学校の高等部の卒業式(小・中学部は15日)に行ってきました。春Gaku生5名を含む23名がめでたく卒業です。春Gaku生の他にもショートステイや放課後デイ、日中一時を利用してくれいていた子たちが7名も。みんな立派になりましたね。感慨もひとしおです。

君たちの未来に幸多かれと祈るおじさんの目に涙。

また、卒業生を祝福しようと春GakuスタッフOGの職員さんが駆けつけてくれました。全然普通にスタッフルームに座って談笑している姿に、春Gakuの温かさを感じます。Aさん、Kさん、Tさんありがとうね。

嬉しかったことがありました

2018.11.8

昨年の6月「祝婚歌」を贈ったMさんが1年数か月ぶりに春gakuを訪ねてくれました。以前にも書いたのですが、卒業した子どもたちや、退職したスタッフさんが訪ねてきてくれることは本当に嬉しいことです(この感覚は園長の特権です)。彼女が結婚したときに贈った歌(ここでつぶやいただけですが)。『二人が睦まじくいるためには愚かでいるほうがいい立派過ぎないほうがいい 立派過ぎることは長持ちしないことだと 気付いているほうがいい 二人のうち どちらかが ふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい 互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか あとで疑わしくなるほうがいい 正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気づいているほうがいい 立派でありたいとか 正しくありたいとかいう 無理な緊張には色目を使わず ゆったりゆたかに 光をあびているほうがいい 健康で風に吹かれながら 生きていくことの懐かしさに ふと胸が熱くなる そんな日があってもいい そしてなぜ 胸が熱くなるのか 黙っていてもふたりには わかるのであってほしい』今日は、ありがとう。

 

それぞれの春

2018.4.5

新しい年度に入って今日で5日目。春gakuも新しい職員を迎えました(紹介は本編でしてますね。よろしくお願いしま~す。)。ということは…涙。これまで春gakuを支えてくれた職員が去るわけで…涙、涙。本当にありがとうございました。「それぞれの春」若い人いいですか、昔、「それぞれの秋」っていうテレビドラマがありました。巨匠、木下惠介作品、脚本は我らが青春の山田太一先生、「いやなこと言われたの」(これ分かる人はすごい)桃井かおりがスケバンのリーダーでしたね。(スケバンって変換しないんですね…死語?)遠い記憶です。今、春gakuの桜は満開の時を過ぎ、風に花弁を舞わせています。”花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ“と例えたのは井伏鱒二。”さよならだけが人生ならば また来る春はなんだろう“と応えたのは寺山修二。一期一会の時を大切にしたいと思った4月です。

フランシーヌの場合は

2018.3.30

今日は3月30日、この日になると「フランシーヌの場合は♪」ですね。若い人いいですか、「フランシーヌの場合」は、1969年に大ヒットした新谷のり子のシングルですね。「3月30日パリの朝に燃えた命一つ♪フランシーヌ」。政治的抗議の歌なんですが、このころのこういった活動っていうのは疾走感というか、青春というか、喪失感というか、ある種のあこがれみたいなものを感じますね~。1969年といえば、私、小学校の4年生でした。この時の6年生だったお兄さんたち、お姉さんたちが、本日めでたく定年を迎えられました(唐突です)。彼らは、東京タワーと略同い年、東京オリンピック(2020じゃないです)のころに小学生(三丁目の夕日です)。大阪万博は中学生、高校を卒業出る頃はオイルショック(トイレットペーパーが消えました)。その後、30代でバブル経済の発生とその崩壊、失われた20年と言われる低成長時代を乗り越え、さらに阪神淡路大震災、米国同時多発テロ、東日本大震災など幾多の激動を経て定年という節目の年を迎えられています。青春の歴史ですね。おめでとうございます。

選択

2017.12.26

今日、一人の職員が退職しました。彼女(女性です)が春gakuに来たのは2008年の4月。もう10年近くも前になるんですね(遠い目)。春gakuもその頃はまだ古い園舎でしたね。私も春gakuの仕事には関わっていなくて、「春gaku も建替えないと取り残されるよって」他人事でしたね(偉そうに)。そんな春4月、髪の毛茶色の派手な新任職員さん。本部から「へえーって」見たのを覚えています(悪い感じじゃないですよ)。彼女の採用面接をしたのは私だったようで(春gakuに行ってから聞きましたね)、さすがに見る目があったようで(パチパチ)。あのですね、彼女は特に目立った存在でもなく、特別な技能があるわけでもありません。まして、皆を引っ張る強力なリーダーシップなんて何のこと?(失礼極まりない!!)。しかし駄菓子(強く!!!)、空気を柔らかくするというか、優しい気持ちにするというか、うまく言えないんですが、そんな不思議な力をもった職員でした(真面目です!)。そんな彼女の選択は、子育て・・・(ガンバレ!)。人生には大きな選択に迫られることが何度かあります。今回の彼女の選択は春gakuにとってとてもとても痛いものでした(表現が変ですが、これしか思いつかないので)。でも、この選択が、彼女にとって幸せな結末になるように祈っています(きれいにまとまりました?)。

Big challenge

2017.9.19

2017年9月16日、春gakuのBig challenge「おやこふれあいコンサート」を開催することができました。本当にたくさんの方に来ていただきました。台風接近の雨の中、本当にありがとうございました。スタッフもよく頑張りました(あまり褒めないのですが)。応援に来てくれた他の事業所の職員さんたちにも感謝です(めったに感謝しないのですが)。もちろん熱演いただいた“鈴木翼”氏にも大拍手です。それで、今回のことで一番感じたことは、監督が目立つチームは強くないってこと。1975年の長嶋ジャイアンツ(古い)、最近では中垣内ジャパン(新しい)、中田ジャパン(ちょっと微妙)。やっぱり選手が目立たなきゃと思ったわけです。Big challenge大成功の巻。本当にご苦労様でした。春gakuがちょっと有頂天になった日でした。

We can fly to the moon

2017.8.29

1969年7月20日、僕が小学校4年生の時人類は初めて月面を歩きました。でも、その3年後のアポロ17号の打上げ以来、有人月面着陸は行われていません。そのわけは、「莫大なお金が掛かること、そして行かなければならない実用的な理由がないこと」だそうです。一つ目の理由は何となく想像できます。でも二つ目の理由は・・・。「今更そんなこと今言われても」っていうのが素直な感想です。しかしだがし、実用的価値の低さこそが、アポロ計画を偉大たらしめているという人がいます。当時のアメリカの若者たち「お前には○○できるわけがない(You can no more do ○○ than fly to the moon.)」と言われ続けたことを思い出し、こう考えたそうです。「私にはできる(I can fly to the moon.)。少なくとも私の世代にはできるはずだ」と。

2017年9月16日、春gakuは、「おやこふれあいコンサート“鈴木翼”」を行います。600人のホールを借り切り、ここを一杯にします。で、なんでそんなことを春gakuがするのか。地域の皆さんに春gakuのことを知って頂きたい。地域貢献活動の一環として取り組みたい。様々な情報を発信したい等々。でも一番の理由は、「私たち、やってみたい!」というスタッフの気持ち。We can fly to the moon.これが大切なんですね。ありがとうね。

 

祝婚歌

2017.6.23

『二人が睦まじくいるためには愚かでいるほうがいい立派過ぎないほうがいい 立派過ぎることは長持ちしないことだと 気付いているほうがいい 二人のうち どちらかが ふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい 互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか あとで疑わしくなるほうがいい 正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気づいているほうがいい 立派でありたいとか 正しくありたいとかいう 無理な緊張には色目を使わず ゆったりゆたかに 光をあびているほうがいい 健康で風に吹かれながら 生きていくことの懐かしさに ふと胸が熱くなる そんな日があってもいい そしてなぜ 胸が熱くなるのか 黙っていてもふたりには わかるのであってほしい』この歌は吉野弘「祝婚歌」です。有名な歌なのでご存じの方も多いと思います。明日、結婚式を行うスタッフがいます。おめでとう。

春gaku実はスゴインデス

2017.6.19

6月17日こども食堂「ポップコーン」の日、6月のメニューはカレーライス(またかではありませんヨ子供たち)。『チーズと目玉焼き、どっちを載せますかー?』うちの栄養士K(今更イニですが)の声が響きます。カレーにチーズ載せるのかい?いいですか若いお母さんたち、自慢じゃないですが(自慢だろ)うちのこども食堂、メニューというか献立というか、出している食事のレベルが超高いんです!!来てくれる子どもたちは、「こんなカレー食べたことない。」って言ってくれます。ですからね、市内の事業者の皆さんいいですか、そもそものレベルが違うんですようちは。今日、お休みにも関わらず見学に来てくれた丹〇市社〇の田〇さんいいですか、「こども食堂」って子どもたちにカレー出すだけの場所じゃないんです。若いお母さんお父さんへの子育て相談やアレルギー対応食のレシピの紹介、おもちゃなんかも年齢に合ったものをセレクトしています。うちのスタッフ、実はスゴインデス。「こども食堂やりたいんで見学させてください。」って来る市内の事業者の皆さん、いいですか、見に来ただけじゃちょっとマネ出来ませんよ。

都会に帰る君に

2017.5.11

今ですね、決算というものに取り掛かっておりまして、少しばかり忙しい日々を過ごしています。そんな中、一人の若い職員が春gakuを去ることになりました。昨年入職したU君です。彼は、学生の時に春gaku に実習生としてやってきました。その後、一般の会社に就職するのですが、やはり福祉の仕事がしたいということで、うちの採用試験を受けて職員になりました。今日、彼の送別会です。私、どうしても仕事の都合がつかなくて欠席したのですが、最後まで明るく元気に努めてくれた彼に『ありがとうございました。』とだけは言いたいなと思っています。丹波の1年はどうでしたか?気が向いたら、また遊びに来てくださいね。ありがとうございました。君の送別に寄せて。

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