昨年の6月「祝婚歌」を贈ったMさんが1年数か月ぶりに春gakuを訪ねてくれました。以前にも書いたのですが、卒業した子どもたちや、退職したスタッフさんが訪ねてきてくれることは本当に嬉しいことです(この感覚は園長の特権です)。彼女が結婚したときに贈った歌(ここでつぶやいただけですが)。『二人が睦まじくいるためには愚かでいるほうがいい立派過ぎないほうがいい 立派過ぎることは長持ちしないことだと 気付いているほうがいい 二人のうち どちらかが ふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい 互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか あとで疑わしくなるほうがいい 正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気づいているほうがいい 立派でありたいとか 正しくありたいとかいう 無理な緊張には色目を使わず ゆったりゆたかに 光をあびているほうがいい 健康で風に吹かれながら 生きていくことの懐かしさに ふと胸が熱くなる そんな日があってもいい そしてなぜ 胸が熱くなるのか 黙っていてもふたりには わかるのであってほしい』今日は、ありがとう。