今日、うちで一番小さなU君がカニを見せてくれました。散歩に行ったときに、近所の小川でスタッフと一緒に捕まえたらしいのです。「えんちょう、カニ」って言って、拾った空きビンに小石と一緒に入っていた『沢ガニ』を見せてくれました。そういえば、何年か前に高等部の女子数人に「園長、カニ捕りに行くで」って連れて行かれたあの小川。あの日も少し曇って雨が降りそうな今日みたいな天気。一緒に行った子たちは卒業して春gakuにはいません。ごめんなさい、園長は、君たちのことを日々考えているわけではないのですが、今日、君たちとカニ捕りに行ったことを君たちの知らないU君が思い出させてくれました。U君、カニ、帰してあげてね。あのお姉ちゃんたちも、小川に帰してあげてたよ。たぶん。
2016年10月の投稿
カニ
2016.10.26
「春の里」の秋の運動会
2016.10.17
既に本編でもアップしましたが、昨日は『春の里、スポーツの集い』所謂、運動会なんですが、結構スゴイんです。何がっていうと参加する年齢層、下は3歳から上は84歳まで、一緒になって一生懸命頑張ります。皆、学校の運動会とは少し違う顔です。きちんとしません。真っ直ぐ並びません。なかなか集まりません。アナウンスもとちります。でも、小さな子の面倒を見たり、笑い転げたり、普段通りの顔です。初めて参加する子も、卒業する子も頑張りましたね。
Blowin’ In The Wind
2016.10.14
僕らの世代(1959年生)が彼のことを知ったのは、「君とよくこの店に来たものさ~学生でにぎやかなこの店の片隅で聞いていたボブ・ディラン」と歌う『学生街の喫茶店』。あのころ、ボブ・ディランが何なのか(曲なのか人なのか)も分からず、初めてのワードに戸惑ったのでした。ディランが、アメリカのシンガーソングライターであり、ポピュラー音楽や大衆文化の世界で大きな影響力を持っているというのを知ったのは、ずっと後のことです。レコードも何枚か買いました。でも、ノンポリの軽音学生の僕なんかには歌詞は難解で、声だってそんなに惹かれますかって感じで、ディランに憧れることにずっと憧れていたわけです。それが昨日のニュースでびっくりして、ノーベル文学賞をディランが受賞するってどういうことよってみたいな。ディランを理解できないまま(というか知らないまま)大人になってしまったことの少しの後悔みたいな(あの株買っときゃよかったみたいな)。ファンの人たち、本当に良かったね。結局、ディランのことが理解できなかった僕ですが、いつも、心のどこかで、歌っていましたよ「The answer, my friend, is blowin’ in the wind The answer is blowin’ in the wind」。
それぞれの秋
2016.10.13
祭りが終わると丹波はすっかり秋です。この数日で見事に季節が進みました。うちの家ではソファーの敷物が毛の長いものになり、スリッパも冬物に変わりました。パジャマも長袖になり、扇風機が邪魔者扱いになります。「今年の秋は短いらしいですよ」って、本田さんが言っていました。本田さんはうちの副園長です。学園の子どもたちは、つるべ落としの夕日と競争で外を駆け回っています。夏は過ぎ去りそれぞれの秋です。
秋祭り
2016.10.7
丹波は秋祭りの季節を迎えています。何所の神社も紺に白抜きの幟が立ち、そわそわと地域の人たちがその周りに集まって、祭り本番を待つ心ときめく嬉しい時です。学園の子どもたちも地域の祭りに参加します。手作りの『樽神輿(私たちの先輩が作った由緒正しい神輿です)』を法被姿で引っ張ります(丹波は、殆どの地域が同じ日が祭りなもので、日程が合わず実際に見たのはかなり前なのですが・・・)。日本中、どこに行っても神社があり、お祭りがある。このことって、本当にすごいことなんだと、歳を重ねる毎に思います。いつまでも続くといいなと思います。
RK氏の言葉
2016.10.4
10月に入り、新しい体制で施設を運営することになりました。新任の主任のMさん、思う存分自分の良いところを出して頑張って下さい。全てに秀でていればいいのでしょうが、そんなことはなかなかありません。あなには、時間があります。先輩たちの時間が10年なら、あなたには30年の時間があります。いつも青臭く、自分の夢を追うところを見せてください。『大人たちがどれだけボロクソに言おうが気にする必要は全くないということをプレスリーは教えてくれました。』敬愛するRK氏の言葉です。