もうすぐ家に帰る予定のS君。段ボールに荷物をいれて、宅配の集荷所まで持っていきます。「卒業おめでとう」って言ったら「はい。ありがとうございます。」って、ちゃんと言えるようになったね。この仕事に就いたころ、よく言われたのは、「君もアインシュタインからみれば障害者だってことですよ。」そりゃそうですよね。誰でも得意なこととそうでないことがあります。上手にプラモデルが作れる器用な手。ビックリするくらいの部屋の整理整頓ぶり。得意でしたね。当たり前のように「ただいま。」って学校から帰って来てた君と、また会えることってあるのかな?元気でね。楽しいことばかりではないんだろうけど、苦手なことは助けてもらって、でも、得意なところは頑張って。そんなに遠くに行くわけではないけれど、寂しくなるなと思った少し寒い春の日の午後でした。
卒業(後編)
2017.3.8
アーカイブ
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2020年7月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月