前にも書いたのですが(たぶん)、春gakuには畑の神様がいて、子ども達と野菜を作っています。冬の間、眠っていた畑が目を覚ます頃に神様もやってきます(どこから?)。ここ最近の陽気で雑草が畑を独り占めしていて、もう取返しのつかない状態になっていた春gakuの畑。それは怪獣に襲われた地球みたいなもので(見たことないですが)、目を伏せずにはいられません。そんな時、誰が呼んだのか草刈機と耕運機を引き連れ(その様は、キジや犬を従えた桃太郎か孫悟空や猪八戒を連れた三蔵法師)現れた畑の神様。あっという間に草むらは立派な畑になりましたとさ。畑の神様~ありがとう。今年も土がいっぱいついたあなたの授業が楽しみです。・・・と、きれいに結べたと思って春gakuのHPで確認したら、ガーン!!一足早く持って行かれてました(しかも写真入りで、春gakuのアイドルまで一緒に)畑の神様。まあ、みんな待っていたということで(最近よくかぶりますねK主任さん)。
カテゴリ:スタッフのこと
畑の神様今年も降臨
2017.4.25
Y×2
2017.4.3
年度末を以て2名のYさんが退職しました。一人目のYさんの仕事は、施設の掃除や子どもたちの衣類の洗濯です。子どもたちと直接的には関わらないポジションです。だから解ることもあります。洗濯物の出し方とか、汚れ方だとか、そんな毎日の生活の中でキチンと違いを見つけてくれます。彼女(女性です)のもう一つの存在感、それは言葉のイントネーションとその気質。彼女は関東以北の生まれで、基本関東弁(っぽく)で話します。だから、しゃべりにキレがあって、思い切りの良さというかカッコよさみたいなものを感じます。丹波の田舎では結構目立ちます。もう一人のYさんは、デイサービスで頑張ってくれました。本当は事務員募集に応募してくれたんですが・・・彼女(女性です)が来てくれた時にちょうどデイサービスを始めたばかりで、手伝ってよって言ったきり、デイのスタッフになりました。壁画っていうか、作品作りがとっても上手くて、彼女が作ってくれたものは春gakuの宝物です(もちろん、他のスタッフが作ったものもそうですよ。汗)。なごり雪も降るときを知り、雪の国から来た彼女は、ふるさとの山に帰っていきましたとさ(そんなことはありませんよ)。「百人に百念有り」って言いますが、春gakuに集ったスタッフもそれぞれの人生をそれぞれの想いで生きています(あたりまえです)。それぞれ大切にするものや譲れないものがあります。だから退職というのもそれぞれが熟慮のうえたどり着いた結論なのだろうと。願わくば、あなた達のこれからの人生が豊かで幸せ多いものでありますように。何年かあるいは何十年か後に、春gakuで働いたことを懐かしく(出来れば良いこともあったよねって)思い出してくれればとても嬉しいです。
Big-challenge
2017.2.14
今度の土曜日に西宮の“ななくさ学園”自閉症支援・公開事例発表会が開催されます。個別支援の中で取り組んできた実践事例における具体的な支援方法とその考察過程を発表します。この研修会は、阪神福祉事業団さんと兵庫県阪丹但地区知的障害者施設協会の協賛によるもので、こんな研修会があるのを知ったのは6年前(潜在的には認識していたかもしれないのですが)、いつか春gakuも参加(発表ですね)できればと思っていました。でも、他の事業所の発表を見ていると、まだまだ力不足かなと思ったりしておりました。ところが今年『私たちやります!』と力強く手を上げてくれたのは春gakuの若き主任Aさん。2年目のYさんを発表者にしての勇気ある挑戦です。専門家の先生や、一家言お持ちのベテランさんたちも見に来られる大舞台。でもね、全く心配はいらないよ。なぜなら、古い船を今動かせるのは古い水夫ではないからね。今週末、決戦の土曜日です。
ゆく年くる年と先輩たちと金本さん
2017.1.5
春gaku は、「餅つき」と年越しそばで「ゆく年」を送り、祝い膳と初詣で「くる年」を迎えます。昭和な感じもするんですが、こども達は結構楽しんでくれています。特に年末の「餅つき」、これを支えてくれたのが、栄養士の金本さんと畑の神様の足立さんと頼りになる田中さん(ブログの写真も見てくださいね。)栄養士の金本さんは、うちの栄養士会(総勢十数名)を束ねる頼りになる皆のお姉さん。畑の神様足立さんと頼りになる田中さんは、これまで他の仕事をされていて、退職を機に春gakuに来て頂いたベテランの社会人さん。えっ!保育士さんたちは?もちろん、頑張ってくれていますよ。福祉施設って専門性が大切じゃないの?なんで保育士や○○士じゃない人が・・・ってですか?もちろん、こども達ひとり一人にきちんと計画を立てて、支援を行う専門的な知識はとても大事なことです。他方、福祉の専門性は無くても、経験豊富な大人が寄り添うことも同じように大切なことだと考えています。栄養士の金本さんは、食の大切さと調理の楽しさを教えてくれます。畑の神様は、畑の事や習字や勉強を教えてくれます(元々小学校の先生)。田中さんは、竹馬を作って遊んでくれたり、時には少し厳しく叱ってくれたりします(これが結構難しいんですが)。今日は登場しませんでしたが、他にもいろんな才能を持った社会人の先輩たちが春gakuを支えてくれています。それはまた次の機会に。僕より少しだけ先輩の皆さん(金本さんはずっと後輩ですよ)、今年もよろしくお願い申し上げますネ。
春gakuのバランス
2016.11.7
スタッフのSさんが産休ということで、お休み入っています。彼女は春gaku9年目のりっぱな中堅職員なのですが、「威」というものを全く感じない。それこそが彼女の良いところだと思っています。後輩を引っ張るとか、皆をまとめる訳ではないのですが、彼女がいることの絶妙なバランスがスバらしかったりするわけです。
RK氏の言葉
2016.10.4
10月に入り、新しい体制で施設を運営することになりました。新任の主任のMさん、思う存分自分の良いところを出して頑張って下さい。全てに秀でていればいいのでしょうが、そんなことはなかなかありません。あなには、時間があります。先輩たちの時間が10年なら、あなたには30年の時間があります。いつも青臭く、自分の夢を追うところを見せてください。『大人たちがどれだけボロクソに言おうが気にする必要は全くないということをプレスリーは教えてくれました。』敬愛するRK氏の言葉です。
成長
2016.9.9
春日学園に赴任して5年半になります。その時3年目のスタッフだったMさん。立派な中堅職員になりました。今朝、たぶん「無理です。」って言うだろうなと思って、新しい仕事をお願いしたら、「私出来ますから。」(こんなキッパリとは言いません。誇張しています。)と応えてくれました。人は成長するんだと改めて思いました。子どもたちが日々成長するのと同じように、スタッフもみんなそれぞれに成長しています。僕は単純なんで、そんなことがあると春gakuって結構イケるんじゃないかと思ってしまいます。今日、そんなふうに嬉しく感じました。
畑の神様
2016.6.10
草が生い茂っていたうちの畑。この春、畑の神が本当の畑にしてくれました。畑の神は、子どもたちの先生。野菜の作り方を本当にわかりやすく教えてくれます。この神様、実は本当の先生(でした)。今は、退職されて、うちの指導員としてお世話になっています。神様の畑の授業は、とても人気で、他のスタッフも聞き入った様子。うちには何年かに一度、畑の神様が現れます。前の神様もすごかったけど、今度の神様も負けてません。今日、ナスを収穫しま~す。