春日学園

園長のつぶやき

パープルデー(PURPLE DAY)

2018.2.16

パープルデーって知ってますか?バレンタインデイなら知ってるけど・・・それは一昨日の話(おったまげー)。パープルデイは世界中で行われている「てんかん」の啓発キャンペーン。「てんかん」という病気を持つ人は、100人に1人。初めて「てんかん」の発作というものを見たのは高校生の時。クラスの友達が、急に泡吹いて倒れた。ビックリしました。それが「てんかん」って言う病気だと知ったのは、ずっと後のこと。施設では、てんかん発作はめずらしいことではありません。3年前までいたK君はよく発作を起こしていました。そのたびに酸素吸入器とパルスオキシメーター(酸素濃度計)が出動します(まるでサンダーバード!!)。こども達も慣れたもので、K君発作で~す。と非常サイレンのように教えてくれます。高校生の時はじめて発作を見たときの自分とは大違いで(傍で痙攣してても落ち着いてご飯を食べる子もいます)、みんなテキパキ対応します。一人ひとりが違うということをよく知っています。ですから「てんかん」だけじゃなくて、体がうまく動かせない子や、重い病気の子にもネガティブなレッテルを張ることはありません(全く区別しません!!少しは優しくしてあげて欲しい気も…)。毎年3月26日のパープルデイには、その理念に賛同する支援者が紫色のものを身につけ広く世間にアピールし、てんかんのある人が孤独にならないように支援しています。ちなみに紫は自身の「てんかん」を知ってもらいたいと活動を始めたキャシディ―・メーガン(カナダ)自身が好きな色(ランベンダーだったような…曖昧です)で、欧米では孤独を意味します(聞いた話です)。それではケツカッチンなのでドロンします(若い人、いいですか。こんな風に使うんですよ。)

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